3階病棟(一般病棟10:1)
整形外科、内科、呼吸器内科、消化器内科、循環器内科、内科、脳神経外科、形成外科などの急性期患者を対象としています。
整形外科では、上下肢、鎖骨、手関節の手術、胸腰椎圧迫骨折、骨盤骨折の保存療法、腰部脊柱管狭窄症の治療が多くなっています。
人工関節手術支援システム(MAKO)の導入や整形外科医師の充実により、周術期の患者数が多くなってきているのが特徴です。
術後早期に4・5階病棟へ移動し、在宅復帰後までスムーズに支援を行っています。
内科では、呼吸器疾患、心疾患などの入院が多く、多くの高齢者施設に当院医師が往診に行っていますが、体調を崩した施設入所者の入院にも適宜対応しています。 消化器内科、呼吸器内科の患者数も近年増加してきています。
病棟内では整形チーム、内科チームに看護師を分けて対応しています。
4階病棟(地域包括ケア病棟13:1)
急性期治療を終え状態が安定した患者、在宅において療養を行っている患者などの受け入れ、並びに患者の在宅復帰支援等を行う機能を有し、地域包括ケアシステムを支える役割を担っています。
”ときどき入院、ほぼ在宅”といったキャッチフレーズのもと、在宅慢性期の患者に対して病院と在宅を往復型の看護でサポートします。
60日以内を目安に在宅復帰(施設への入所)を目指しており、幅広い疾患に対応しています。
5階病棟(回復期リハビリテーション病棟13:1)
脳卒中や骨折等の患者に対して、食事・更衣・排泄・移動・入浴・会話などの日常生活動作の能力向上による寝たきりの防止と家庭復帰を目的としたリハビリテーションを行い、入院生活全般を医師、看護師、理学療法士、作業療法士、言語聴覚士、管理栄養士、薬剤師、医療ソーシャルワーカーが共同で支援しています。
疾病やお怪我だけを看るのでなく、回復過程における行動変容などをささえる看護を目指し、すべてを援助するのではなく時にはみまもる看護も実践していきます。
対象疾患は以下のとおりです。
- 脳血管疾患、頭部外傷、脊髄損傷、大腿骨、脊椎、骨盤、股関節または膝関節の骨折、神経、筋、靭帯損傷、多発骨折
- 股関節または膝関節の置換術後
- 外科手術または肺炎等の治療時の安静により生じた廃用症候群
外来
各診療科の診療補助、スムーズな受診・検査対応を行い、救急患者の受け入れも年間200件以上行っています。また受診者に対し、わかりやすい説明、待ち時間の短縮、感染症対策等に取り組んでいます。造影CT・内視鏡検査や治療、脊髄造影等の介助も行っています。
手術室
主に整形外科・形成外科の手術、などを年間1,300件程度行っています。
手術支援システム(MAKO)を県内ではじめて導入し、より正確な手術はもとより手術時間の短縮などにより患者負担の軽減も図っています。
また、オペ室はclass100のバイオクリーンルームをはじめとして3室のオペ室があり、
豊富な執刀医、麻酔科医を配置し、安全/正確な手術環境を目指しています。
訪問看護
在宅療養を支えるコアな社会資源の一つです。
近隣事業所の中でも豊富な看護人材を配置し、訪問診療とともに安心、快適な療養生活を支えています。
医療従事者中心の看護ではなく、患者様の生活の中に自然と寄り添える看護を実践しています。